軽貨物の経費にできるもの・できないもの一覧【確定申告】
軽貨物は「走る力」と同じくらい「経費の管理」で手取りが変わります。経費にできるものを取りこぼすと、払わなくていい税金まで払うことに。実際に3年やって使っている分類を、できる/できないで一覧にしました。読む順番は他の記事と同じです。
大原則はシンプルで、「その支出は売上を得るために必要だったか」を自分で説明できるかどうか。家でもプライベートでも使うもの(スマホ・車・自宅の一部)は、仕事で使った割合だけを経費にします。これを「家事按分(かじあんぶん)」と言います。
| 項目 | 経費 | ひとこと |
|---|---|---|
| ガソリン代・EV充電 | ◎ できる | 仕事の走行分。按分が必要なことも |
| 自動車保険・自動車税 | ◎ できる | 事業用なら全額。兼用なら按分 |
| 車検・整備・タイヤ・オイル | ◎ できる | 維持費はまとめて経費に |
| 駐車場・高速代・洗車 | ◎ できる | 仕事で使った分 |
| スマホ通信費・モバイルバッテリー | ○ 按分 | 仕事で使う割合だけ |
| 配達バッグ・台車・制服 | ◎ できる | 業務に必要な備品 |
| 会計ソフト・文具・振込手数料 | ◎ できる | 事務にかかる費用 |
| 自宅家賃・電気(事務利用分) | ○ 按分 | 仕事で使うスペース割合 |
| スピード違反などの罰金 | × できない | 反則金・罰金は対象外 |
| 仕事と関係ない私的な飲食・買物 | × できない | プライベート支出 |
迷ったら「税務署に聞かれて、仕事に必要だったと胸を張って説明できるか」で線を引くと安全です。グレーなものは無理に攻めず、記録(いつ・なぜ)を残しておくのがコツ。
家事按分(かじあんぶん)とは、プライベートでも仕事でも使うもの(車・スマホ・自宅など)を、「仕事で使った割合の分だけ」経費にする考え方です。たとえば、ルームシェアの電気代を使った人数で割って払う——あの感覚に近いです。全額は無理でも、仕事で使った分は堂々と経費にできます。
カギは「事業で使う割合(事業割合)」をどう決めるか。ここに“根拠”があれば、堂々と通せます。よく使う4つを、目安と根拠つきで見てみましょう(割合はあくまで一例。あなたの使い方で変わります)。
実際に按分すると、1か月でこれだけ経費が増えます(上の割合を使った一例)。
| ガソリン 月15,000円 × 事業80% | 12,000円 |
| スマホ 月8,000円 × 事業50% | 4,000円 |
| 自宅家賃 月70,000円 × 事業15% | 10,500円 |
| この月、按分で経費にできる額 | 約26,500円 |
月26,500円なら、年間で約32万円。これだけ課税所得が下がる=手取りが増えるということ。ただし大事なのは「割合の根拠」を残すこと。走行距離のメモ、面積のメモ、これさえあれば税務署に聞かれても説明できます。会計ソフトなら按分の設定も登録しておけて、毎月自動で計算されます。
同じ売上でも、経費を正しく計上するかしないかで、納める税金(と手取り)はここまで変わります(年間・概算の一例)。
| 年間売上 | 4,800,000円 |
| 経費を計上した場合(ガソリン・車両・通信など) | −1,560,000円 |
| 課税対象(所得) | 3,240,000円 |
経費を「めんどう」で計上しないと、課税対象が480万のままに。差の156万円に税金・国保がかかると、年間で数十万円も手取りが変わることもあります。レシートを残す数分が、いちばん時給の高い作業です。会計ソフトを使えば、ここはほぼ自動で集計できます。
会計ソフトに変えてから経費の取りこぼしが激減。初年度より税金が下がった。
按分の割合をどう決めるか最初わからなかった。基準を決めて毎年同じにしてる。
レシートを溜め込んで確定申告で地獄を見た。月イチで入力すべきだった。
青色にして65万控除を取れたのが大きい。最初に届出しておくべき。
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- 按分は「なんとなく」だと危ない。走行距離やメーターの記録など、割合の根拠を残しておく。聞かれて答えられないと否認されることがある。
- レシートの溜め込みが一番の敵。1年分まとめてやると必ず漏れる&心が折れる。月イチ入力が結局いちばんラク。
- このページは一般的な整理で、最終判断は税務署・税理士へ。個別の事情で扱いが変わるものもあります。攻めすぎない、が長く続けるコツ。
経費の集計、手作業はもうやめていい
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